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デザイナー
井塚 崇吏
発売年
2012
12のカテゴリー
05/全体のバランス
解説

日常に溶け込むビジネスツール

電子制御を用いた指針式アナログ表示のワールドタイムモデルです。機能性と外観をいかにスマートに表現させるかに苦慮しました。電波受信時計の精度の高さのイメージは規則正しい碁盤の目状の文字板パターンを用いて「人工的な美」を強調しています。腕時計としての外観は、過度な装飾を控え、切削加工によって表現される斜面と稜線の状態を3Dシュミレーションで繰り返し検討し、「薄く感じさせる造形」を導きました。加えて軽量且つ耐久性を備えたチタン外装を用い、オン/オフでのシーンを選ばず使用出来る「日常に溶け込むツール」を表現しました。

商品コード
AT8040-57E
CAL.
H804
ウオッチタイプ
エコ・ドライブ電波時計
ケース素材
チタニウム

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かくし味

時計全体を構成するパーツを丁寧に見ていくと、様々な隠し味が潜んでいます。 [文字板 - 時字]意外にも時字の色が黒。下地が黒文字板ということもあり外形が溶け込んでいます。しかし動かすと時字がキラキラと光り、質感がしっかりと伝わります。上面に施された白い夜光とのコントラストが大きくなり、直線的な顔のイメージへと繋がります。 [文字板 - 印刷]白と銀の印刷を使い分けています。瞬時に理解するべき表示は白で強調され、補足となる内容は銀で表示されています。 [文字板 - 格子状パターン]近くで見ないと確認できませんが、一度わかると顔の豊かさを演出していることに気が付きます。その繊細さからは、ハイテクで確かな時計という印象を受けます。 [バンド]中駒と外駒の仕上げを縦ヘアラインと横ヘアラインにしています。同じアール形状ながらも仕上げを変えることで見え方が大きく違います。先カンのミラーパーツも相まって、オリジナリティを感じさせます。 様々な隠し味・要素を含みながらも、それらが巧みなテクニックで溶け込み調和しています。それぞれの要素が主張し過ぎずに、互いの良さを引き立て合っています。細部のこだわりが相互に補完し合い、より美しさを際立たせます。