重厚感溢れる鎧のような形状のケースは迫力満点。見切り径が小さいこともあり、実寸よりも小ぶりに感じます。チタニウムの軽さも相まって、普段使いも問題なく行えるレベル。
見切り径は23 mmと小さく、実際の寸法以上に小顔な印象。ムーブメントを守るために外装が大型化した結果とも取れます。
時針は三角形、分針は長方形を基調とし、秒針先端は丸い夜光が目立ちます。それぞれの形状を変えることで視認性の向上に貢献しています。
登山服の上からでも着用できるよう、ラチェット付きのエクステンションバックルとなっています。
裏ぶたは手首側に凸がなく、凹になっています。そのギャップを埋めるようにラバー製のカバーが取り付けられており、良好な着け心地。
マイナスねじが多く、複数の部品から構成されていることを感じさせます。切削加工による複雑な一体形状も「高精度」の象徴ですが、こうした別体構造も対極的な「高精度」を感じさせます。「ショックレジストベゼル」と銘打たれた構造により、パッキンが衝撃を吸収します。そびえ立つかのような垂直な立ち上がりに迫力が感じられます。
りゅうず側面からの衝撃がムーブメントに直接伝わらないようにするためのねじロック構造。突起を少なくするための工夫でもあります。