全体的に直線的なイメージをもつデザイン構成。細部の細やかなアール取りが、全体的な質の良さを表現しています。側面から見ると、デジタルの時刻表記が見やすいよう20度の傾斜がつけられており、装着したときの配慮が感じられます。
分解図。着脱式の電池ボックス(図左)には3つのボタン電池が内蔵でき、長時間ラジオが楽しめます。また、取り外して時計部(図右)のみでも時計として使用できます。
時計裏面。刻印とともに裏面も直線的なケースデザインとなっており、細部へのこだわりが感じられます。
バンド裏面。汗抜きの凹凸が作られていますが、機能的というよりもデザインを重視して考えられており、汗抜き形状デザインも直線的な表現がされています。
直線的な形状の中に微細なアールをつけることによって、樹脂という素材の特性をうまく考えて作られています。樹脂は金属に比べて角を出しにくいため、それを考慮したうえで角のデザインをうまくコントロールしています。
ON/OFFの切り替えがしやすいよう、スイッチの細部につけられた凹凸。
周波数調節のためのユーザーインターフェイスデザイン。AM/FMの切り替え、周波数選択、音量調整のための形状など、腕時計のデザイナーらしい配慮や操作性を考えながら作られています。