回転ベゼルにアルミ銘板とオーソドックスなスポーツモデルのデザインながらプッシュボタンが平行配置であるなど個性的なデザイン部分も見られます。ケース総厚の約3分の1の厚みのある回転ベゼル(3.0 mm)によってしっかりと操作が行えます。ケース本体とのバランスも絶妙です。
ベゼル銘板上の方位・角度表記と、ベゼルグリップ部の凹凸が9箇所配置の為に数字の位置と凹凸がズレている部分がある。ここは8箇所の方がまとまりが良かったのではないだろうか。
ベゼル側面は緩やかな曲線にて凹凸が設けられて、操作感と美観への配慮が感じられます。また、ベゼルの上面がガラスの上面よりも上になるように設計されており、ガラスが傷付かないようにするための配慮です。
裏蓋は4箇所ネジによる固定だが、裏蓋がたわんだ場合など防水性能に疑問がある。またネジも「+」頭のネジになっている。マスプロダクションとしては正解かも知れないが、時計の美観としてはやはり、「-」頭のネジが望ましい。
マリンスポーツ用腕時計としてウレタンという材質はふさわしいと考えます。裏面には滑り止めのためか、格子パターンが全面に施されています。ツク棒穴周辺は段差になっていますが、その部分にもパターンあり。穴周辺には面取りがあります。
方位・角度を示す数字や切分はガラス裏面に印刷されています。時間の経過が視覚的に分かりやすく、グラフィカルに表現されています。
ボタンの頭の部分には、滑り止めの凸ディテールが配されています。2 時位置のスタート・ストップボタンは赤で成形されており、残りは黒。